マレーシアから約2時間、飛行機でタイのスラタニという空港まで移動し、そこからフェリーで約7時間ほどかけてタオ島へ。
日本に近づいている台風の影響なのか、風が強く、波が高く感じました。
デッキに出るとめちゃくちゃ揺れているのがわかります。これは欠航になるレベルじゃないの??と思いましたが、海の男たちにとっては、この程度の風は風とはみなさないのでしょう。海の男たちがゴーサインを出すなら仕方がない。信じよう。
などと、ごちゃごちゃ考えながら爆睡し、目覚めたと思ったらプリングルスを食らい、あっと言う間にタオ島に到着。
地面には濡れた後がありました。スコールがあったのかな。
マレーシアに比べると少し涼しく感じましたが、歩いていると汗だくになりました。
タイに入国して初めてのタイ料理。宿の近くのYin Yangというお店です。本場のタイ料理は美味しかったです。
タイのコンビニの、カップヌードルの種類の多さにワクワクします。私にとっては宝箱です。
私はこのタオ島で5日間かけて、O.W(オープンウォーター)とA.O.W(アドバンスドオープンウォーター)のライセンスを取りました。お世話になったのは、ブッダビューダイブリゾートさん。日本人スタッフの方がたくさんいらっしゃって、とてもわかりやすく、丁寧に、笑いを交えながら教えてくださいました。
ライセンスの講習を含めたダイビングの日程は、
到着した次の日に6時間ぐらいかけて講義と筆記テスト。
2日目の午前中にプール実習、お昼からはダイビング2本。
3日目の午前中にダイビング2本(O.W修了)、お昼からはKazと一緒にファンダイブ2本
4日目からA.O.Wが始まり、午前中にダイビング2本、お昼からはOFF
5日目の午前中にダイビング2本、お昼からダイビング1本(A.O.W修了)とファンダイブ1本
6日目の午前中にファンダイブ2本
5日連続、毎日ダイビングをしていました。3日目は初めて1日4本潜ったので、船揺れが夜まで続きました。
ダイビングは、脈拍が上がって酸素を多く必要としてしまわないようにゆったりと1キックで遠くに進むことと、肺の空気量をコントロールしながら浮き沈みを調節することが大事だそうです。水泳とはまた違った世界でとても面白かったです。
久しぶりに「初めから何かを学ぶ」ということをして、向上心をかき立てられました。夢中で取り組むことができて、気持ちが良かったです。
毎日、朝の集合時間に見つめていたビーチ。
毎日、ブッダビューの前で寝ていた犬たち。
毎日通ったジャパニーズガーデン。
ブッダビューの日本人スタッフの方たちがほぼ毎晩ここに集まるそうで、日本人ダイバーたちもここに集まって、ご飯を食べながら話に花を咲かせます。
ダイビングを通して人と人との距離が縮まり、さらに毎晩いっしょにご飯を食べて過ごすので、日本人ダイバーみんなととても仲良くなりました。
タオ島最終日はみんなでファンダイブへ。
沈船を見に行きましたが、相変わらず波は高く、残念ながら視界もあまり良くありませんでした。
沈船への入り口がある水深30m付近はかなり濁っていて、視界1mほど。前の人のフィンを見失わないようについて行くのがやっとでした。
沈船の入り口がどんな形で、どんな狭さなのかもわからず、沈船の通路に入ると真っ暗になります。
恐怖心で息が詰まりそうになりながら進みます。
しばらく真っ暗な状態が続き、インストラクターの方のライトが見えた時は「助かった…!」と思いました。
長く感じましたが、実際はおそらく1分間ほどの出来事だったと思います。
沈船の中でみんな集合…のはずが、私の後ろを泳いでいたKazがいません!!
真っ暗なので、すぐ前を泳ぐ私を見失うと道がわからず出て来れないはず…
しかも深さ30m。減圧症のことを考えると、長い時間そこに留まるのは危険です。
これはヤバい…
みんなが少し焦り出したところに、沈船の外側からKazが登場。
真っ暗な沈船の入り口に生命の危機を感じて、出口に先回りしたようです。
あー…本当に良かった。
沈船の外に出て、大砲に座ったところで写真を撮ってもらいました。
さっきまでの生命の危機はどこへやら。
落ちていたコップを持ち、ベンチに座って撮影。
インストラクターの方曰く、
「予想以上にみんなが撮影を楽しみ過ぎて、予定していたコースの半分ぐらいしか回れなかった。」
だそうです。
魚群や海の生き物がたくさん見れて、ステキな友だちもたくさんできて、最高のタオ島ダイビングでした。
タオ島へダイビングに行かれる時はぜひブッダビューさんへ!
Mariko
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